
こちらの記事では、基礎調味料でもある、無添加料理酒をご紹介しております!
スーパーやネット通販でも購入できて手に入れやすいものを紹介していきます。
料理酒の原材料
まずは料理酒の基本の原材料を見てみましょう
米、米こうじ、食塩
原材料は3つとシンプルです。
大手メーカーの料理酒の原材料を見てみましょう。
醸造調味料(米・米こうじ、食塩、ブドウ果汁)、たんぱく加水分解物、食塩、水あめ/酒精、酸味料
低コストであるがゆえになんだそれ?というのも入っていたりします。
また、/(スラッシュ)から下は食品添加物になるため、こちらの料理酒だと「酒精」と「酸味料」です。
それぞれどういう添加物なのか簡単に説明致します。
酒精とは
発酵アルコールのこと。発酵アルコールは、一般飲食物添加物(一般に食品として飲食に供されている物であって添加物として使用されるもの)に分類されています。
発酵アルコールは、糖蜜やサトウキビなどの糖質と、とうもこし、さつまいも、じゃがいもなどのデンプンを原料とし、それらを糖化、発酵後、蒸留して作られています。
使用する食品によって用途は異なりますが一般的には殺菌のための殺菌料として使用されます。
酒精は要はアルコールのことなので殺菌に使用されます。発酵を止め、二酸化炭素(炭酸ガス)の発生を抑える効果があります。
酒精は、味噌にもよく添加されており、酒精を添加された味噌は発酵を止めてられてしまうため健康効果がなくなってしまうというデメリットがあります。また、作物のデンプンを原料にし発酵アルコールが作られているとのことですが、この作物が遺伝子組み換えの危険性もあります。
酸味料とは
食品へ酸味を加える、酸味を強化するために使用されています。酸味料は単独で酸味料としての効力を果たすのではなく、複数の物質が組み合わさってその目的を発揮します。酸味料のように複数の物質を併用して効力を発揮する食品添加物については、それぞれの物質を表示する必要がないと法律で決められているので、酸味料として使われている添加物はその物質を一括して「酸味料」と表示することで許可されています。
一見「酸味料」と添加物は一種類だけのように思えますが、本当は何種類もの添加物が使用されているということになります。法律により、一括にすることを許可されております。
食品添加物ではないけれども気を付けたい 「たんぱく加水分解物」
続いて、添加物ではないのですが、「たんぱく加水分解物」は気をつけて頂きたい成分になります。
たんぱく加水分解物とは
たくさんのアミノ酸を主成分とした、加工食品にうま味やコクをつける化学調味料です。うま味を加える化学調味料として利用されているのですが、法律上では食品添加物ではなく「食品」として分類されています。
濃い塩酸などを使い、酸を加えて加水分解のする場合の原料は、動物のくず肉などの動物性のタンパク質や脱脂加工大豆(大豆油のカス)や小麦グルテンなどの植物性タンパク質を原料にしてたんぱく加水分解物を作ります。
発がん性の心配がもたれ、人体へ悪影響をもたらすのではないかと懸念されていたり、原料を加水分解するときに使用する酵素が、主に培養した微生物であるため、不純物が含まれていることでアレルギーが起こる危険性も考えられると言われています。
「たんぱく加水分解物」 は食品添加物ではなく、化学調味料に分類されており、無添加食品と書かれていても、しれっと添加されているものになります。
よく見るものになりますので、 「たんぱく加水分解物」 に気を付けたいと思った方は、化学調味料無添加という表記か、きちんと原材料を見る必要があります。
ミツカン 純米料理酒
商品名: ミツカン 純米料理酒
原材料:米(国産)、米こうじ、食塩
賞味期限:360日
国産の米を使用しており、原材料も無添加です。値段もお手頃で、スーパーでも手に入れやすい料理酒ではないでしょうか。1Lのほかに、600ml、300mlとサイズ展開されているようです。
日の出 料理専用米だけの酒
商品名:日の出 料理専用 米だけの酒
原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
我が家でも使用している料理酒になります。食塩不使用で米と米こうじだけで作りあげた本格志向の料理清酒です。ペットボトルタイプが多いですが、こちらは紙パックタイプになります。お値段もそこまで高くなく、スーパーでも手に入れやすいかと思います。
盛田 有機純米料理酒
商品名: 盛田 有機純米料理酒
原材料:有機米(中国)、有機米麹、食塩
内容量:500ml/1L
賞味期限:約12カ月
有機米を100%使用し、清酒「ねのひ」の酒造技術を生かして醸造されたこだわりの有機JAS認定の料理酒です。米・米麹のみで醸造した純米料理酒ですので、お米の旨み・コク、芳醇な香りがよりいっそう素材の持ち味を引き出してくれるとのこと。
中国産ではありますが、有機のお米、米麴を使用したものが450円程で購入できるのは、とてもお安いのではないかと思います。
ビオラル 国産有機栽培米を使用した純米料理酒
商品名: ビオラル 国産有機栽培米を使用した純米料理酒
原材料:有機米(国産)、有機米こうじ(国産製造)、天日塩
内容量:300ml
ライフのプライベートブランド「ビオラル」の商品です。
100%国産の有機米のみを使用しており、アルコールや有機酸により肉や魚の臭みを消し、風味をよく仕上げてくれます。
福来純 純米料理酒
商品名: 福来純 純米料理酒
原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
内容量:720ml
賞味期限:1年程度
地元岐阜県産の好適米「ひだほまれ」を主原料に、手作業で丁寧に育てた米麹を使い、純米で仕込んだ料理酒。長期発酵と、四段目の仕込みに「もち米」を使用する当社伝統の技術「もち米四段仕込み」のおかげで、料理の旨味を引き出す自然のアミノ酸やエキス分を多く含んでいます。この料理酒は、食塩を加えていのでそのまま飲んでもおいしくいただけるようです。岐阜県産のお米で作られているという点も安心して使用できます。
福光屋 オーガニック純米料理酒
商品名: 福光屋 オーガニック純米料理酒
原材料:有機米(国産)、有機米麹(国産米)
内容量:720ml
酒米農家と福光屋が約60年の歳月をかけて土づくりから取り組み実現した、契約栽培の有機栽培米を100%使用し、有機認証を取得した「壽蔵(ことぶきぐら)」で醸造した純米料理酒。日本・アメリカ・EUの計29カ国において、厳しい日本酒の有機認証を取得しているそうです。3年間熟成させており、よりまろやかで豊かな風味。食材本来の美味しさを引き出し、和食はもちろん、洋食、中国料理など、あらゆる料理を味わい深く仕上げてくれます。
お値段はお高めですが、オーガニックにこだわりがある方にはおすすめの料理酒です。
まとめ
以上、無添加の料理酒を6つ紹介してみました。
今まで、 たんぱく加水分解物や酒精、酸味料が入っている料理酒を使用していた方は、「 米、米こうじ、食塩 」の原材料がシンプルなものに切り替えてみてはいかがでしょうか。
調味料にこだわることで、料理作りも楽しくなるんじゃないかなと思います♪
少しでも、無添加商品選びの手助けになりますように。
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