
こちらの記事では、無添加の「焼肉のたれ」をご紹介しております。
スーパーやネット通販でも購入できて手に入れやすいものを紹介していきます。
スーパーで見つけた無添加の「焼肉のたれ」を紹介。
楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングでも購入できるように紹介しております。
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焼肉のたれの原材料・よく使われている添加物は?

基本的な原材料
酒、みりん、砂糖、醤油、おろししょうが、おろしにんにく、ごま油、ごま
好みの辛さや甘さ、ご家庭によって多少材料は変わるかと思いますが、これらの原材料で「焼肉のたれ」が完成します。
大手メーカーで使用されている添加物は?
それでは、大手メーカーの「焼肉のたれ」の原材料を見てみましょう
果実ピューレ(りんご(国産)、もも、うめ)、醤油、砂糖、アミノ酸液、にんにく、還元水あめ、食塩、蜂蜜、りんご酢、白ごま、ごま油、たん白加水分解物、オニオンエキス、香辛料/カラメル色素(一部に小麦・ごま・大豆・もも・りんごを含む)
添加物は、スラッシュルールで分かります。スラッシュ(/)から後に表示されているものは添加物です。
パッと見た感じは、添加物は「カラメル色素」だけですが、食品添加物ではないけれども避けたいものが「アミノ酸液」「たん白加水分解物」、「還元水あめ」です。
これらがどのように良くないのか説明致します。
カラメル色素とは?
カラメル色素とは、ブドウ糖や砂糖などの糖類やでんぷんなどの加水分解物や糖蜜などを加熱処理することによって製造されます。製法の違いにより4つの種類があります。亜硫酸化合物やアンモニウム化合物を製造の際に加えるか否かという製法によって、カラメルⅠ〜Ⅳの種類に分かれます。
カラメルⅠ:従来からの製法で、単に糖類のみを加熱してできたものを指します。この製法は他に比べコストはかかるものの、毒性はなく非常に安全性は高いとされています。
カラメルⅡは、糖類に亜硫酸化合物を加えて加熱したものですが、現在、日本ではこの製法は禁止されています。
カラメルⅢは糖類にアンモニウム化合物を加えて加熱したものです。
カラメルⅣは、糖類に亜硫酸化合物もアンモニウム化合物も加えて加熱したものです。
カラメルⅢとカラメルⅣにはアンモニアが使用されていますが、これらが現実的に日本では多く使用されている製造法とされています。
カラメル色素の製造法で、カラメルⅢとカラメルⅣにおいてはその危険性が指摘されています。これらには、アンモニウム化合物が使用されており、その製造過程で「4−メチルイミダゾール」という発がん性のあるとされる物質ができることが知られています。
しかし、食品の成分表示には、一般的に「着色料(カラメル)」「カラメル色素」とだけしか記載されていないことが多く、私たちにはその製法まではわからないというのが現状です。
カラメル色素は、食品に色を付けるだけで安全だろうと軽視されがちですが、4種類の製法があり、カラメルⅢとカラメルⅣは、発がん性の物質ができてしまうということ。そして、消費者には詳しい製法まで簡単にわからないということになります。カラメル色素は、様々な食べ物に使用されているため、完全に避けるのが大変だったりもしますね。
アミノ酸液とは?
アミノ酸液とは、たん白加水分解物とも呼ばれ、広く加工食品に使用されています。大豆・とうもろこし・小麦等の植物性たん白質や、魚・豚等の動物性たん白質を原料に、酸や酵素などで加水分解されることにより作られます。食品にアミノ酸液(たん白加水分解物)を使用すると強いコクが生まれ、美味しさが引き立ち、仕上がりの味に大きな違いが生まれます。
原材料の分類上は「食品」となり、「調味料(アミノ酸等)」のような「添加物」とは異なります。
紹介した大手メーカーが販売している焼肉のたれの「アミノ酸液」は大豆を加水分解しているようです。どのように危険なのかなど、「たん白加水分解物とは?」で説明しております。
たん白加水分解物とは?
たん白加水分解物とは、たくさんのアミノ酸を主成分とした、加工食品にうま味やコクをつける化学調味料です。うま味を加える化学調味料として利用されているのですが、法律上では食品添加物ではなく「食品」として分類されています。
濃い塩酸などを使い、酸を加えて加水分解のする場合の原料は、動物のくず肉などの動物性のタンパク質や脱脂加工大豆(大豆油のカス)や小麦グルテンなどの植物性タンパク質を原料にしてたんぱく加水分解物を作ります。また、加水分解とは何かというと、化学的に説明すると反応物となるものに水が反応して分解されて生成物が得られる反応のことです。たんぱく加水分解物に置き換えて加水分解を説明すると、原料となる動植物のたんぱく質をアミノ酸に分解する方法のことを言います。
一緒に生成されてできてしまう化学物質に発がん性の心配がもたれ、人体へ悪影響をもたらすのではないかと懸念されていたり、原料を加水分解するときに使用する酵素が、主に培養した微生物であるため、不純物が含まれていることでアレルギーが起こる危険性も考えられると言われています。
動物実験での結果から、人体の影響があるかもしれないと報告されているため、なるべく避けたい調味料の一つでもあります。しかし、「たん白加水分解物」は、食品と同じ扱いになるため、無添加と書かれている商品でも裏面を確認してみれば「たん白加水分解物」が入っている。ということが沢山あり、添加されていないものを探すのが少し大変ということもあります。
紹介した大手メーカーの焼肉のたれに使用している「たん白加水分解物」は、豚肉やかつお、小麦などを加水分解しているようです。
還元水あめとは?
還元水あめとは、水飴に水素を加え水飴のグルコースを還元した糖アルコールの一種です。水素をくっつけることで消化酵素に反応せず、体に栄養素として消化されにくいため、食品に加えてもカロリーを低く抑えることができます。甘味度は砂糖より控えめですが、低カロリーや糖質カットの食品に砂糖の代替甘味料として利用されています。
「還元」とは、酸化の反対の過程のことをいいます。物質が酸素と結合して変化することを酸化、そして還元は物質が水素と結合して変化することもしくは物質から酸素が奪われる反応を還元といいます。還元とは酸化物から酸素を全部もしくはその一部を取去ってもとに戻す変化であるわけです。
還元した水飴にはグルコース(ぶどう糖)など単糖のほかマルトース(麦芽糖)など複数の糖が結合したものを含有しているものがあります。グルコース(ぶどう糖)がたくさん含まれる原料を還元すると本来は食品添加物であるソルビトールを多く含む還元水飴ができます。
ソルビトールは通常の摂取量ならば特に危険性はないとされています。しかし、細胞中に溜まりやすい性質があるため、高血糖の糖尿病の人は合併症を引き起こすリスクがあるとされています。
原材料には、食品と同じ欄に「還元水あめ」と記載されていても、「ソルビトール」という食品添加物が裏に潜んでいたということになります。
スーパーで見つけた!通販でも購入できる無添加・焼肉のたれ

スーパーで見つけた、紹介した添加物や避けたい食品が入っていない「焼肉のたれ」を紹介したいと思います。
味研 焼肉のタレ
原材料名:本醸造醤油(大豆・小麦を含む)、砂糖、本みりん、胡麻油、米酢、青森産にんにく、すり胡麻、香辛料
”良質・無添加にこだわりながら作りました。化学調味料・合成保存料・着色料・動物性原料無添加です。クセのない自然な味わいでお肉や野菜の味を引き立たせます。独自の製法で無添加なのに満足していただける味に仕上がりました。“つけたれ”や“もみたれ”はもちろん、“野菜炒め”“ギョーザのたれ”など、お好みに応じてご利用できる万能調味料としてお使いいただけます。”
味研の焼肉のたれは、スーパーで見かけることが多く、手に入れやすい商品かと思います。我が家もこちらのたれを使用しています。
ヒカリ 焼肉のたれ
原材料名:原材料名:醤油(大豆(遺伝子組換えでない)、小麦を含む)、砂糖、本みりん、米酢(有機)、米味噌、にんにく(有機)、ゴマ油、しょうが(有機)、たまねぎ(有機)、香辛料、にんじん(有機)
”国産丸大豆・小麦より醸造した本醸造醤油に国産有機にんにく・しょうがをたっぷりきかせた味わい深い焼肉のたれです。にんにく、しょうが、たまねぎ、にんじんは100%国産有機。
醤油は国産丸大豆(遺伝子組み換えでない)・小麦より醸造し、1年以上熟成させた本醸造醤油を使用しています。砂糖は国産粗糖。みりんは国産もち米・米麹と本格米製焼酎で作った旧式天然醸造の三河みりんを使用しています。醸造酢はアルコール不使用で静置醗酵した、国産有機米100%の有機純米酢。米味噌は国産丸大豆(遺伝子組み換えでない)・米より醸造した純正味噌。胡麻油は厳選した良質の胡麻を強く煎ってから圧搾法でしぼり、胡麻特有の香りを強く引き出した胡麻油。保存料、着色料、化学調味料は使用していません。”
無添加食品で有名の光食品の焼肉のたれです。少し値段は高めですが原材料をみてみると、国産有機や、三河みりんを使用されているなど、値段が高い理由が分かります。
嵯峨野匠庵 焼肉のたれ
原材料名:醤油(国内製造)、砂糖、オニオンペースト、清酒、りんごパルプ、かつおぶし(粉砕)、ごま油、生姜ペースト、ガーリックペースト、みりん、みそ、こんぶ、米酢、でん粉、すりごま、唐辛子粉
”本醸造醤油をベースに厳選した素材で、化学調味料・保存料・着色料を使わずに作りました。本みりん・米みそがコクと肉の旨みを引き出し、りんご、しょうが、更に昆布・かつおだしを加えることによって後味さっぱりに仕上げました。焼肉やBBQはもちろん、焦がしたにんにくと炒めたチャーハンや、お肉も野菜も食べられる肉野菜炒めも、みんな大好き牛丼だって作れます!”
現在のオンライン販売は嵯峨野匠庵の公式サイトのみでした。かつおぶしが入っている珍しいタイプの焼肉のたれです。
永野 無添加万能焼肉のたれ
原材料名:しょうゆ(国内製造)(小麦・大豆を含む)、砂糖、りんご(国産)、玉ねぎ(国産)、にんにく(国産)、酢、みそ、ごま油、しょうが(国産)、ごま、レモン、一味唐辛子
”生の野菜・果物を使用して作った焼肉のたれです。焼肉はもちろん、からあげの漬けだれ、野菜炒めなどいろいろな料理に活用できる万能たれです。”
こちらはYahoo!ショッピングのみで販売ページを見つけました。量が少ないので、いつも焼肉のたれが残ってしまって使い切れない方にもおすすめかと思います。また、同じ無添加で九州の味として甘口タイプも同じ値段で販売されておりました。
まとめ

以上、無添加の「焼肉のたれ」を紹介しました。
パッケージの裏面を確認して、なるべく食品添加物が使用されていないものを見つけていただきたいなと思います。スラッシュルール(/)が表記されていないものも意識したいところですね。
ここで見つけた!は随時更新していきます。
あなたの無添加生活の商品選び疲れや、探す時間を減らす手助けになりますように♪
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