
こちらの記事では、無添加の「お好みソース」をご紹介しております。
スーパーやネット通販でも購入できて手に入れやすいものを紹介していきます。
スーパーで見つけた無添加の「お好みソース」を紹介。
楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングでも購入できるように紹介しております。
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お好みソースの原材料・よく使われている添加物は?

基本的な原材料
まずはお好みソースの原材料をみてみましょう
野菜、果実、砂糖、酢、食塩、醤油、スパイス、昆布、しいたけなど
一からつくるとなると大変ですが、中濃ソース、ケチャップ、オイスターソース、砂糖などを混ぜても作ることができるようです(それらが無添加であることも大事ですが)
大手メーカーで使用されている添加物は?
それでは、大手メーカーの「お好みソース」の原材料を見てみましょう
野菜・果実(トマト、デーツ、たまねぎ、その他)、糖類(ぶどう糖果糖液糖(国内製造)、砂糖)、醸造酢、アミノ酸液、食塩、酒精、醤油、香辛料、オイスターエキス、肉エキス、酵母エキス、昆布、蛋白加水分解物、しいたけ/増粘剤(加工でんぷん、増粘多糖類)、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、(一部に小麦・大豆・鶏肉・豚肉・もも・りんごを含む
添加物はスラッシュルールで分かります。スラッシュ(/)から後に表示されているものは添加物です。
増粘剤、調味料(アミノ酸)、カラメル色素が添加物ということが分かります。また、食品添加物ではありませんが、できるだけ避けたいものが「ぶどう糖果糖液糖」「アミノ酸液」「酵母エキス」「たん白加水分解物」です。これらのものが、どう良くないのか説明させていただきます。
今回は、添加物の説明で長くなるため、飛ばしたい方はトップの目次をクリックしてください。
増粘剤とは
増粘剤とは、食品に粘度をつけるために使用される食品添加物。代表的な増粘剤としてでん粉を発酵させて作られるキサンタンガム、海藻から抽出されるカラギナン、マメ科の植物の実から抽出されるグァーガムなどがあり、そのほとんどは多糖類(糖がたくさんつながったもの)です。
粘度を調節することで野菜に程よく絡むようにするため、具材を分散させるため、食感を向上させるために使用しています。また、2種類以上の多糖類を増粘などのために使用した場合は、「増粘多糖類」と簡略化した名称で表示することができます。
原料となるトウモロコシが海外で遺伝子組み換えのものを使用されている危険性もあります。キサンタンガムは原料にデンプンが含まれることから、大量摂取することで肥満や糖尿病になるリスクがあると言われています。また、消化しづらい性質上、軟便や下痢などの症状を引き起こす可能性もあります。
増粘剤は何種類かあり、代表的なのものが、キサンタンガム・カラギナン・グァーガムがあります。そして2種類以上の多糖類を増粘などのために使用した場合は、「増粘多糖類」と一括表示ができます。
とろみが特徴なので、食事の摂食や嚥下機能が弱くなった高齢者の食事を食べやすくすることにも利用されているそうです。
調味料(アミノ酸)とは
調味料(アミノ酸)とは、別名「うま味調味料」とも言われています。
調味料の効果は、食品の味の質を調え、食品を食べた時の味覚の向上と改善を図るなど、総合的に食品の美味しさにうま味を付ける効果があります。
食品にうま味をつける食品添加物である調味料。そもそもうま味は明治時代の農学者の一人である池田菊苗氏が昆布のだしの美味しさを追及していたところ、そのうま味の素はグルタミン酸ナトリウムであることを突き止めました。
調味料への危険性を心配する声の一つには、グルタミン酸ナトリウムに発がん性の危険があると言われている点。グルタミン酸ナトリウムを加熱すると発がん性の物質を生成すると言われているのです。
調味料は厚生労働省が指導する食品に添加する成分規格はあるものの使用基準が定められていないこと、人が生涯摂取しても健康に危険はないとされる1日の摂取許容量(ADI)の基準がなされていないこと、また添加物として添加されたとき原材料の表示には一括表示しかされていないことで消費者からは不安の声が寄せられています。
また、調味料(アミノ酸)と調味料(アミノ酸等)の似たような表記がありますが、この二つの違いは、食品衛生法に基づく食品の表示に関係する違いです。2つ以上の添加物を利用した調味料の場合、一番配分量が多い添加物が所属する種類名のあとに「等」をつけて表示します。すなわち「調味料(アミノ酸)」は調味料のアミノ酸の種類の添加物のみが使用されている調味料で、「調味料(アミノ酸等)」は複数の添加物が使用されていて、アミノ酸の種類の添加物の配分量が多い調味料だということを表示しているのです。
カラメル色素とは?
カラメル色素とは、ブドウ糖や砂糖などの糖類やでんぷんなどの加水分解物や糖蜜などを加熱処理することによって製造されます。製法の違いにより4つの種類があります。亜硫酸化合物やアンモニウム化合物を製造の際に加えるか否かという製法によって、カラメルⅠ〜Ⅳの種類に分かれます。
カラメルⅠ:従来からの製法で、単に糖類のみを加熱してできたものを指します。この製法は他に比べコストはかかるものの、毒性はなく非常に安全性は高いとされています。
カラメルⅡは、糖類に亜硫酸化合物を加えて加熱したものですが、現在、日本ではこの製法は禁止されています。
カラメルⅢは糖類にアンモニウム化合物を加えて加熱したものです。
カラメルⅣは、糖類に亜硫酸化合物もアンモニウム化合物も加えて加熱したものです。
カラメルⅢとカラメルⅣにはアンモニアが使用されていますが、これらが現実的に日本では多く使用されている製造法とされています。
カラメル色素の製造法で、カラメルⅢとカラメルⅣにおいてはその危険性が指摘されています。これらには、アンモニウム化合物が使用されており、その製造過程で「4−メチルイミダゾール」という発がん性のあるとされる物質ができることが知られています。
しかし、食品の成分表示には、一般的に「着色料(カラメル)」「カラメル色素」とだけしか記載されていないことが多く、私たちにはその製法まではわからないというのが現状です。
カラメル色素は、食品に色を付けるだけで安全だろうと軽視されがちですが、4種類の製法があり、カラメルⅢとカラメルⅣは、発がん性の物質ができてしまうということ。そして、消費者には詳しい製法まで簡単にわからないということになります。カラメル色素は、様々な食べ物に使用されているため、完全に避けるのが大変だったりもしますね。
ぶどう糖果糖液糖とは?
ぶどう糖果糖液糖とは、トウモロコシ、じゃがいも、さつまいもなどのでんぷんを酵素などで反応させて作るもので、食品添加物のひとつです。果糖からぶどう糖に変化していることから「異性化糖」と呼ばれます。
異性化糖の原料の大半は、アメリカなどから輸入した遺伝子組み換えトウモロコシが占めています。しかも、異性化糖の原料の場合は、原材料名に「遺伝子組み換え」の表示義務がありません。
また、異性化糖は日本農林規格(JAS)で規定されており、果糖含有率によって3種類に分類されています。
・果糖含有率50%未満→ぶどう糖果糖液糖
・果糖含有率50%以上90%未満→果糖ぶどう糖液糖
・果糖含有率90%以上→高果糖液糖
どちらが多く含まれているかで、名前の順序が違うということです。
さらに、ぶどう糖果糖液糖あるいは果糖ぶどう糖液糖に10%以上の砂糖を加えた砂糖混合異性化液糖もあります。(その液糖がぶどう糖果糖液糖なら砂糖混合ぶどう糖果糖液糖となる)
この異性化糖は、血糖値を急激に上げてしまったり、遺伝子組み換え食品をしようしているため、病気のリスクにも繋がります。「ぶどう糖化糖液糖」「果糖ぶどう糖液糖」はお好みソースだけでなく、様々な食品、飲料水、お菓子に使われているため、完全に避けることは難しいかもしれませんが、できるだけ避けたいものでもありますね。
酵母エキスとは
酵母エキスとは、ビールの製造過程で出る酵母の残りかすを化学的に抽出して、エキス化したうまみ調味料。酵母から抽出されるうま味の素で、「ビール酵母」やうま味専用の「トルラ酵母」が利用されます。「トルラ酵母」は専用の培地で培養され、うま味の主成分は「核酸」(イノシン酸など)ですが、培養技術によって「グルタミン酸」も作り出し「トルラ酵母」に含まれるようになりました。その結果、より「うま味」が強く出るようになったのです。ポイントは、「酵母エキス」は食品添加物指定はされていないため、「食品添加物」ではないこと。ですからこれを「うま味調味料」の代わりに使えば「無添加」とうたえるというわけです。「酵母」というと「ビール酵母」「酵母菌」などを連想してなんだか体によさそうなイメージがあるかもしれませんが、「酵母エキス」は「酵母そのもの」とは別物です。
酵母エキスは、食品添加物に分類されてはいないものの、うま味を出すために人工的に作られた調味料ということになります。この不自然なうま味で、人間の味覚が壊れてしまう。人工的なうま味に慣れてしまい、本当の食のおいしさを感じにくくなってしまう。ということもあります。
食品添加物ではないため、「無添加」と書かれている商品でも酵母エキスが添加されているものもあるため、本当に避けたい方は、裏面をきちんと確認する必要があります。
アミノ酸液とは?
アミノ酸液とは、たん白加水分解物とも呼ばれ、広く加工食品に使用されています。大豆・とうもろこし・小麦等の植物性たん白質や、魚・豚等の動物性たん白質を原料に、酸や酵素などで加水分解されることにより作られます。食品にアミノ酸液(たん白加水分解物)を使用すると強いコクが生まれ、美味しさが引き立ち、仕上がりの味に大きな違いが生まれます。
原材料の分類上は「食品」となり、「調味料(アミノ酸等)」のような「添加物」とは異なります。
どのように危険なのかなど、「たん白加水分解物とは?」で説明しております。
たん白加水分解物とは
たん白加水分解物とは、たくさんのアミノ酸を主成分とした、加工食品にうま味やコクをつける化学調味料です。うま味を加える化学調味料として利用されているのですが、法律上では食品添加物ではなく「食品」として分類されています。
濃い塩酸などを使い、酸を加えて加水分解のする場合の原料は、動物のくず肉などの動物性のタンパク質や脱脂加工大豆(大豆油のカス)や小麦グルテンなどの植物性タンパク質を原料にしてたんぱく加水分解物を作ります。また、加水分解とは何かというと、化学的に説明すると反応物となるものに水が反応して分解されて生成物が得られる反応のことです。たんぱく加水分解物に置き換えて加水分解を説明すると、原料となる動植物のたんぱく質をアミノ酸に分解する方法のことを言います。
一緒に生成されてできてしまう化学物質に発がん性の心配がもたれ、人体へ悪影響をもたらすのではないかと懸念されていたり、原料を加水分解するときに使用する酵素が、主に培養した微生物であるため、不純物が含まれていることでアレルギーが起こる危険性も考えられると言われています。
スーパーで見つけた!通販でも購入できる無添加・お好みソース

ヒカリ 関西風お好みソース
原材料名:有機野菜・果実(たまねぎ、にんじん、みかん、その他)、砂糖、醸造酢(米酢)、食塩、でんぷん、醤油(大豆、小麦を含む)、オイスターエキス、魚醤(イカを含む)、こんぶ、香辛料、本みりん、かつお節
“主原料の野菜・果実(たまねぎ、にんじん、みかん、トマト、レモン、にんにく、ゆず、しいたけ)は100%国産有機。醸造酢は国産米100%でアルコール不使用の純米酢。醤油は国産丸大豆・小麦より醸造し、1年以上熟成させた本醸造醤油。広島産のカキを使用したオイスターエキス。日本近海で獲れたイカと食塩だけを原料とし、じっくりと熟成醗酵させた魚醤。国産昆布・鰹節。香辛料は香料を使用せず、胡椒、ナツメグ、丁字、ローレル、桂皮等の原形及び粉末を使用。保存料、化学調味料、カラメル色素、酵母エキスは使用していません。
マイルドな甘口に仕上げているので、お好み焼きだけでなく、たこ焼きや焼きそば、とんかつなどにもお使いいただけます。”
おなじみの光食品のお好みソース。有機と国産にこだわったお好みソースです。
オタフクソース 有機お好みソース
原材料名:野菜・果実(有機トマト(イタリア)、有機にんじん、有機たまねぎ、有機りんご、有機かぼちゃ、有機デーツ)、糖類(有機黒糖、有機砂糖)、有機醤油、有機醸造酢、食塩、でんぷん、発酵調味料、酵母エキス、香辛料、昆布、しいたけ、(一部に小麦・大豆・りんごを含む)
”6種の有機野菜・果実をふんだんに使用し、有機黒糖でコクとうま味を効かせたおいしさです。動物性由来原料、化学調味料、アルコール不使用。日本ベジタリアン協会様推奨。ビーガンの方だけではなく、食事の戒律がある方にも安心して召し上がっていただけます。”
酵母エキスが使用されておりますが、ほぼ無添加のお好みソースがオタフクソースから販売されておりました。
オーサワ お好みソース
原材料名:有機りんご(セルビア・アルゼンチン・トルコ産他)、有機ぶどう(アルゼンチン産他)、有機玉ねぎ・みかん・にんじん(国産)、有機トマト(アメリカ・スペイン・ポルトガル産他)、有機にんにく・レモン・ゆず(国産)、麦芽水飴、有機醸造酢(米酢・りんご酢)、食塩(メキシコ・オーストラリア産)、有機コーンスターチ、醤油、昆布(国産)、香辛料
”砂糖・動物性原料不使用。有機野菜と果実の旨みと甘みが濃縮。お好み焼き、たこ焼き、焼きそばなどに。有機野菜と果実の甘みを生かしたコクのあるソース。国産原料使用の醤油、国産有機米使用の有機純米酢使用。化学調味料不使用。使いやすいチューブ容器入り。”
こちらはスーパーで見かけるかは不明ですが、通販で購入できる無添加のお好みソースです。口コミによると、粘り気の少ないさらさらしたソース。また、砂糖が使用されておらず、果物と麦芽水飴で甘みをつけているのかなと思います。
まとめ

以上、無添加の「お好みソース」を紹介しました。(今回はイレギュラーで、酵母エキスが入っているものもご紹介しましたが…)
パッケージの裏面を確認して、なるべく食品添加物が入っていないものを見つけていただきたいなと思います。スラッシュルール(/)が表記されていないものも意識したいところですね。
ここで見つけた!は随時更新していきます。
あなたの無添加生活の商品選び疲れや、探す時間を減らす手助けになりますように♪
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