
こちらの記事では、基礎調味料でもある、無添加の「醤油」をご紹介しております!
スーパーやネット通販でも購入できて手に入れやすいものを紹介していきます。
スーパーで見つけた無添加の「醤油」を紹介。
楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングでも購入できるように紹介しております。
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パッケージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
商品名 | 【ヤマサ】有機丸大豆の吟選しょうゆ | 【キッコーマン】特選有機しょうゆ | 【キッコーマン】特選丸大豆しょうゆ | 【フンドーキン】吉野杉樽天然醸造醤油 | 【海の精】旨しぼり醤油 | 【無印良品】天然醸造丸大豆醤油こいくち |
原材料 | 有機栽培大豆 (アメリカ、カナダ、) 小麦(アメリカ、カナダ) 食塩(メキシコ) | 有機大豆(アメリカ、カナダ) 有機小麦(アメリカ、カナダ) 食塩(日本、メキシコ) | 大豆(アメリカ)、 小麦、食塩 | 大豆(日本)、小麦(日本)、食塩 | 有機大豆(国産)、有機小麦(国産)、食塩(海の精:伊豆大島産) | 大豆(国産)、小麦(国産)、食塩 |
希望小売価格(税抜) | 559円/1L 10mlあたり5.9円 | 487円/750ml 10mlあたり6.4円 | 541円/1L 10mlあたり5.4円 | 630円/500ml 10mlあたり12.6円 | 1,890円/1L 10mlあたり18.9円 | 390円(税込)/200ml 10mlあたり19.5円 |
ポイント | スーパーで購入しやすい 有機大豆使用 | スーパーで購入しやすい 有機大豆・小麦使用 | スーパーで購入しやすい、無添加醤油の中で最安値 | 国産の大豆・小麦使用で安心できる醤油 | 有機大豆・小麦使用。塩まで国産で安心できる醤油 | 無印良品で購入できる国産の無添加醤油 |
商品詳細 | Amazonで見る 詳細を見る | Amazonで見る 詳細を見る | Amazonで見る 詳細を見る | Amazonで見る 詳細を見る | Amazonで見る 詳細を見る | Amazonで見る 詳細を見る |
醤油の原材料・よく使われている添加物は?

基本的な原材料
まずは、醤油の基本の原材料を見てみましょう。
大豆・小麦・塩
醤油の原材料は、この3つで出来ております。とてもシンプルな原材料です。
大手メーカーで使用されている添加物は?
それでは、大手メーカーの醤油の原材料を見てみましょう。
脱脂加工大豆(大豆(アメリカ又はカナダ(5%未満))(遺伝子組換えでない))、小麦、食塩、大豆(遺伝子組換えでない)/アルコール
添加物は、スラッシュルールで分かります。スラッシュ(/)から後に表示されているものは添加物です。添加物は「アルコール」が使用されているということが分かります。
また、「 脱脂加工大豆 」って何?と思われた方もいるかと思いますので、簡単にご説明します。
脱脂加工大豆とは
醤油に使われる大豆は「丸大豆」と 「 脱脂加工大豆 」の2種類。
その8割が 「 脱脂加工大豆 」 から醤油が作られているそうです。メリットとして、生産効率が良く、尚且つうま味成分の数値が高い、低コストで作れるためです。しかし、ヘキサンという液体で脱脂をして作られています。安全性は認められているものの、作り手や私たち消費者がどう考えるかだと思います。
また、「丸大豆」と比べると大豆本来の栄養価も下がってしまうのではないか、とも言われているそうです。
アルコールとは
アルコールとは、一般的には殺菌のための殺菌料として使用されます。発酵を止め、二酸化炭素(炭酸ガス)の発生を抑える効果があります。また、アルコールは、酒精、エチルアルコールやメチルアルコールなど、アルコール類の総称であり、すべて同じものになります。
醤油にアルコールを添加する理由は、白カビを発生させないために使用されています。白カビを抑えるためには、塩分が高いこと、うま味成分(窒素量)が高いこと、アルコール濃度が高いことです。この3つがバランスよく高ければよいのですが、どれか一つが低い場合は他の要素を増やす必要があります。
例えば、うま味成分が比較的少ない淡口醤油の場合、塩分を高めるかアルコールを高めるかの選択になります。そこで、塩分もできるだけ低く抑えたいという場合はアルコールを加えるという選択肢になってくるのです。逆に、アルコールを加えたくない時は塩分濃度を高めてあげれば原材料表示はシンプルな表示のまま保つことができます。
しょう油風調味料には特に注意

醤油なんてどれも一緒じゃないの?と思っていませんでしょうか。スーパーにはしれっと醤油と一緒に「しょう油風調味料」として販売されているとてもお安いのもあります。
とある「しょう油風調味料」 の原材料を見てみましょう
しょう油、風味原料(かつお節、さば節、煮干し)、糖類(砂糖、ぶどう糖)、食塩、/アルコール、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、甘味料
しょう油にしょう油が入っています。
「アルコール」「調味料(アミノ酸等)」「カラメル色素」「甘味料」は食品添加物になります。
調味料(アミノ酸)とは
調味料(アミノ酸)とは、別名「うま味調味料」とも言われています。
調味料の効果は、食品の味の質を調え、食品を食べた時の味覚の向上と改善を図るなど、総合的に食品の美味しさにうま味を付ける効果があります。
食品にうま味をつける食品添加物である調味料。そもそもうま味は明治時代の農学者の一人である池田菊苗氏が昆布のだしの美味しさを追及していたところ、そのうま味の素はグルタミン酸ナトリウムであることを突き止めました。
調味料への危険性を心配する声の一つには、グルタミン酸ナトリウムに発がん性の危険があると言われている点。グルタミン酸ナトリウムを加熱すると発がん性の物質を生成すると言われているのです。
調味料は厚生労働省が指導する食品に添加する成分規格はあるものの使用基準が定められていないこと、人が生涯摂取しても健康に危険はないとされる1日の摂取許容量(ADI)の基準がなされていないこと、また添加物として添加されたとき原材料の表示には一括表示しかされていないことで消費者からは不安の声が寄せられています。
また、調味料(アミノ酸)と調味料(アミノ酸等)の似たような表記がありますが、この二つの違いは、食品衛生法に基づく食品の表示に関係する違いです。2つ以上の添加物を利用した調味料の場合、一番配分量が多い添加物が所属する種類名のあとに「等」をつけて表示します。すなわち「調味料(アミノ酸)」は調味料のアミノ酸の種類の添加物のみが使用されている調味料で、「調味料(アミノ酸等)」は複数の添加物が使用されていて、アミノ酸の種類の添加物の配分量が多い調味料だということを表示しているのです。
カラメル色素とは?
カラメル色素とは、ブドウ糖や砂糖などの糖類やでんぷんなどの加水分解物や糖蜜などを加熱処理することによって製造されます。製法の違いにより4つの種類があります。亜硫酸化合物やアンモニウム化合物を製造の際に加えるか否かという製法によって、カラメルⅠ〜Ⅳの種類に分かれます。
カラメルⅠ:従来からの製法で、単に糖類のみを加熱してできたものを指します。この製法は他に比べコストはかかるものの、毒性はなく非常に安全性は高いとされています。
カラメルⅡは、糖類に亜硫酸化合物を加えて加熱したものですが、現在、日本ではこの製法は禁止されています。
カラメルⅢは糖類にアンモニウム化合物を加えて加熱したものです。
カラメルⅣは、糖類に亜硫酸化合物もアンモニウム化合物も加えて加熱したものです。
カラメルⅢとカラメルⅣにはアンモニアが使用されていますが、これらが現実的に日本では多く使用されている製造法とされています。
カラメル色素の製造法で、カラメルⅢとカラメルⅣにおいてはその危険性が指摘されています。これらには、アンモニウム化合物が使用されており、その製造過程で「4−メチルイミダゾール」という発がん性のあるとされる物質ができることが知られています。
しかし、食品の成分表示には、一般的に「着色料(カラメル)」「カラメル色素」とだけしか記載されていないことが多く、私たちにはその製法まではわからないというのが現状です。
カラメル色素は、食品に色を付けるだけで安全だろうと軽視されがちですが、4種類の製法があり、カラメルⅢとカラメルⅣは、発がん性の物質ができてしまうということ。そして、消費者には詳しい製法まで簡単にわからないということになります。カラメル色素は、様々な食べ物に使用されているため、完全に避けるのが大変だったりもしますね。
甘味料とは
甘味料とは、味覚に対して甘味を感じさせる調味料および食品添加物の総称。天然甘味料と人工甘味料があります。
天然甘味料はおもにサトウキビやサトウダイコンを原料とする砂糖,デンプンを原料とするグルコース (ブドウ糖) がある。
人工甘味料は、タール系のサッカリンナトリウム、アミノ酸系のアスパルテーム、および非吸収性ソルビトールなどがある。また、天然素材からつくられる、むし歯をつくらない新しい人工甘味料キシリトールなども注目されている。ズルチン,シクロヘキシルスルファミン酸ナトリウム (チクロ) は人体に有害な作用を及ぼすという理由から,法律で使用が禁じられている。
参考:コトバンク 甘味料
こちらの醤油は、「甘味料」とだけ記載されているため、何が使われているのか分からないということになります。
コスト押さえるために、色々な材料を組み合わせてカラメル色素で色を付けて、しょう油風に仕上げられています。できれば、このようなものは健康のためにも避けましょう!
醤油の製法
醤油が作られるにあたって、本醸造・混合・混合醸造の3つの製法があります。
できれば江戸時代から続くシンプルな作りの「本醸造」を選んで頂きたいところです。
製法に関してはこちらのサイトをご覧ください。
スーパーで見つけた!通販でも購入できる無添加・醤油

ヤマサ 有機丸大豆の吟選しょうゆ
名称:こいくちしょうゆ(本醸造)
原材料:有機栽培大豆(アメリカ、カナダ、一部中国)(遺伝子組換えでない)、小麦(アメリカ、カナダ)、食塩(メキシコ)
賞味期限:約18カ月
”原料の大豆は有機栽培の丸大豆。塩は、海水を自然乾燥させた天日塩。厳選された原料を伝統の技でじっくりつきり上げたまろやかな風味とやさしい味わい、そして美しい色の特選しょうゆです。”
有機大豆を使用した醤油になります。スーパーでもよく見るため、手に入れやすく値段もリーズナブルでおススメです。
キッコーマン 特選有機しょうゆ
名称:有機こいくちしょうゆ(本醸造)
原材料:有機大豆(アメリカ、カナダ)(遺伝子組み換えでない)、有機小麦(アメリカ、カナダ)、食塩(日本、メキシコ)
賞味期限:約15カ月
”大豆も小麦も有機が特長の特選丸大豆しょうゆです。原料は、栽培にあたり農薬などが厳しく制限された有機丸大豆と有機小麦を使用し、工程も含めて有機JASの認定を受けた味わい豊かなしょうゆです。有機JASマークは、厳しい生産基準をクリアして生産された、有機(オーガニック)しょうゆ。主につけかけ料理に合うまろやかで美味しいしょうゆです。”
大豆・小麦は有機のものを使用しております。スーパーでもよく置いてあり、値段もリーズナブルでおススメです。
キッコーマン 丸大豆しょうゆ
名称:こいくちしょうゆ(本醸造)
原材料:大豆(アメリカ)(遺伝子組換えでない)、小麦、食塩
賞味期限:18ヵ月
”大豆のうまみを丸ごと引き出した特選しょうゆ。良質な大豆を丸ごと仕込みじっくり熟成させたので、旨み・コク・風味が豊かなしょうゆです。大豆の油脂分から得られるまろやかでやわらかな口当たりと深いコク、穏かな香り、鮮やかな色合いが特長です。「色」・「味」・「香り」のバランスが良いので、どんな料理も引き立てます。”
私が訪れたスーパーでほぼ100%で販売されておりました。一番低価格の無添加醤油かと思います。
フンドーキン 吉野杉樽天然醸造醤油
名称:こいくちしょうゆ(本醸造)
原材料:大豆(日本)、小麦(日本)、食塩
賞味期限:24ヵ月
”吉野杉でつくった木樽に、厳選された国産丸大豆・国産小麦・天日塩を原料として仕込み、自然の温度でじっくり1年以上発酵・熟成させた天然醸造の丸大豆醤油です。豊かな香り、澄み切った赤褐色、塩味を感じさせないまろやかなうまみをお楽しみください。湯豆腐・冷奴・お漬物・焼きなす・おさしみ等に最適です。”
値段が少しだけ上がりますが、瓶に入っているタイプの醤油です。また、原材料は国産を使用されているのもポイントです。
海の精 旨しぼり醤油(国産有機)
名称:こいくちしょうゆ
原材料:有機大豆(国産)、有機小麦(国産)、食塩(海の精:伊豆大島産)
賞味期限:製造より12か月
”ごく貴重な有機JASの国産大豆と国産小麦、秩父の城峰山頂付近からわく天然水、そして伝統海塩「海の精」でつくりました。杉桶で仕込み、天然醸造法で1年以上、じっくり発酵熟成させています。塩水割りはしていない純醤油です。醤油としても有機JAS認証を取得しています。”
今回紹介した醤油の中では一番高くなりますが、塩でも有名な「海の精」が使用されている醤油です。また、原料にも国産有機の大豆と小麦を使用しているため、値段が高い理由が分かります。
無印良品 天然醸造・丸大豆醤油こいくち
無印良品 天然醸造 丸大豆醤油 こいくち:商品ページ
名称: こいくちしょうゆ(本醸造)
原材料:大豆(国産)、小麦(国産)、食塩
内容量:200ml
賞味期限:製造日から730日
価格:390円
”国産の原料のみを使い、杉蔵で発酵、熟成させた醤油です。風味豊かで旨みがあり和食全般にお使いいただけます。”
無印良品で購入できる無添加醤油です。 大豆、小麦ともに国産を使用しており安心して使用できます。200mlと小ぶりサイズで390円とお高めですが、無印ファンにはおススメです。また、パッケージもシンプルで良いですね。
まとめ

以上、無添加醤油をご紹介しました。
私も以前までは170円程のとてもお安い醤油を購入していましたが、原材料なんて見たこともなかったです。400円程度でちゃんとした醤油が購入できるので手は出しやすいかと思います。
ぜひ、丸大豆から作られたシンプルな原材料の醤油を使用して料理を楽しみましょう♪
ここで見つけた!は随時更新していきます。
あなたの無添加生活の商品選び疲れや、探す時間を減らす手助けになりますように♪
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